玉照堂再建(平成14年)

  

12月25日(水)

石工事が完成。
これで玉照堂への参道が出来たので、玉照姫・兼平公ご夫妻に入って頂いた。
住職と副住職(管理人)で開眼のお勤めをし、お参り出来るようととのえた。
正式な落慶は2月下旬に予定している。

 

12月20日(金)

石畳を張り始めた。
正面と右側から入れるように石畳で参道を設ける。
正面階段前には吉祥を願った紋様が施された踏み石が置かれる。

  

12月17日(火)

玉垣工事が始まった。
基段の上を石の柱でぐるりと張り巡らせる。
老練な職人も若い職人も一緒になって作業にあたっている。

 

11月14日(木)

建物部分が完成した。
均整のとれた優美な佇まい。白木の肌が美しい。
100年来の悲願であった玉照堂復興が目前に近付いて来た。

 

10月30日(水)

屋根の銅板葺きがほぼ出来上がり、頂上に金色の宝珠が載せられた。
いよいよ玉照姫ご夫妻にお移りいただくに相応しい体裁となってきた。

10月23日(水)

屋根の銅板葺きがかなり進んで来た。
年月が立つと緑色になってくるが、新しいうちは赤く輝いている。
日の光に照らされてまぶしい。

 

10月7日(月)

屋根部分の形が大分見えてきた。
中央一点に集中する方形(ほうぎょう)という形である。
稜線の微妙な曲線美。

 

9月30日(月)

笠寺観音本堂東側で、建物部分の建設が始まった。
基礎工事は既に済ませており、組上げるための加工を施した木材が運び込まれる。
伝統的な工法によって、ほぞをはめ合わせて組み立てるので、釘は使われない。
白木の肌が美しい。


笠寺観音