結びと縁の寺・笠寺観音、笠覆寺。
深き伝説の宿るこの結界の中で、
あなた自身がもとから持っている、絆(きずな)の力に気付いては、みませんか。



  玉照姫ご夫妻と、縁を結んだ観音さま  


玉照姫

藤原兼平公

雨ざらしでびしょぬれだった観音さまを見て、自分がかぶっていた笠をかぶせた彼女は、京からやってきた青年貴族・藤原兼平(ふじわらのかねひら)公にみそめられ、長者の家で仕えていたところから、京に召され、兼平公と結ばれ、玉照姫(たまてるひめ)と呼ばれる事となった。

ご夫妻はその巡り合わせを深く観音様に感謝し、この地に大いなる堂を建て、
そこに笠をかぶせた観音さまをおまつりし、
笠をかぶった寺=笠覆寺(りゅうふくじ)と名付けたことから、笠寺の名の由来となった。

彼らの思いと、その良き縁を自らも結ぼうと、現在もこの笠寺観音におまつりされている、
観音様と、ご夫妻をお参りに来る人は絶える事がない。

縁結びお守り・願かけ絵馬を本堂受付にて御用意しております。)



  「玉照堂」再建  


玉照堂(笠寺観音本堂東前側)
ここに玉照姫・兼平公ご夫妻がおまつりされています。

縁結ばれた事によって玉照姫・兼平公ご夫妻は寺を再建し、
後々までその伝説は縁結び参りと共に語り継がれてきた。

玉照姫・兼平公ご夫妻のご位牌は、現在に至るまで笠寺観音に安置され、良縁を願う参詣者を迎え入れ続ける事が出来た。

ここに、明治以来およそ100年ぶりに「玉照堂」を再建し、そこに玉照姫ご夫妻をお迎えする事となった。
姿の良い木造のお堂が、いま本堂東前側に建っている。

当山往年の様相を彷佛とさせ、当山では更に参拝しやすい環境を目指している。

*詳しくはメールにてお問い合わせ下さい。

*過去の誤記について:玉照姫座像・兼平公木像のうち、兼平公座像は笠寺観音旧蔵ではありませんでした。これは管理人の誤解によるもので、申し訳ありませんでした。今後気をつけてまいります。



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